小型パソコンでパーソナルサーバをつくろう。

小型パソコンを使ってなんでもありのパーソナルサーバーを作ってみましょう。

通信系、放送系、蓄積系の集中ハブ。
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放送、通信、データベース、自動処理 --- 次世代家庭内ネットワークを先取り
   パーソナルサーバ

パーソナルサーバー向きのパソコン
パーソナルに使うサーバーではグラフィックやサウンド、さらにはCPUの性能はあまり問われません。サーバ向けパソコンといわれる高価なマシンは企業に必要であって、パーソナルなサーバではメインマシンより非力なパソコンで十分です。
・ちょこっと部屋の片隅に置けるような小型サイズであること
・消費電力が小さいこと
・電源ファンやCPUファンが静かなこと
・低価格
・ハードディスク、メモリは大きな方がいい
・拡張性はあった方がいい
といった点が重要です。
最近は、1000ドルPCやNLX仕様PCといわれる小型パソコンが販売されていますが、これなどはぴったりです。ネットワーククライアント専用の小型パソコンもパーソナルサーバには実はぴったりだったりします。小型パソコンはベアボーンキットで販売されていることもよく見かけるようになりました。
サーバーは普段はモニターさえ必要ないのですが、設定等をする場合は必要なのでビデオアウト端子がついてテレビにつなげられると便利です。
パーソナルサーバのパーツ (写真付き)


パーソナルサーバーの仕事
家庭や個人のネットワークにつながった24時間稼動のサーバにやらせる仕事は、周辺機器の共有、蓄積系・通信系さらには放送系データの集中的なハンドル、各種自動制御といったことが主な事柄ですが、これはホームサーバ、コネクティッドPC、ISDBといった次世代の機器に求められる機能そのものです。そこまでゆかなくても、家庭内ネットワークでつながっている24時間稼動のサーバーがあると、いろいろ便利なことができます。
ディスクトップパソコンから利用する場合もそうですが、特にノートパソコンから利用する場合はかなり便利な使い方ができます。メインマシンをノートパソコンにしている場合、CD-ROMやモデム/TAなどのPCMCIAカードの差し替え接続がわずらわしかったり複数カードの同時接続ができない場合があります。せっかく寝ながらパソコンができるのにいろいろ配線したりして面倒この上ないです。ノードパソコンにネットカードを接続するだけでいろいろな機能を利用することができるようになります。
(ホームサーバ、ISDB--> MML Homepage
日経マルチメディア/「家電のネットワーク化」「モバイル機器」調査と集計結果

パーソナルサーバの機能
パーソナルサーバでは、一般的にオフィスで使われる使い方に加えて、インターネットが常時接続でない点のカバー、利用したいときにいつでもすぐ利用できることが重要でしょう。
一般的によく使われるサーバには、ファイルサーバ、プリントサーバ、FAXサーバ、Webサーバ、FTPサーバ、ダイアルアップサーバなどがあります。これらはOSに標準的にそなわっていたりフリーソフトウェアなど簡単に構築することができます。
「SOHO、家庭内向け初心者ネットワーク構築講座」

このパーソナルサーバでは以下の機能を追加してみます。

1.プロキシーサーバ
モデム/TAの共有、Webデータの大容量キャッシング、インターネットアクセスの自動化といった機能が実現できます。ISDNダイアルアップでOCN並みの快適さがあります。また、ダイアルアップ環境でのホームページ作成であれこれリンクを張る場合でもリンク先がすでにキャッシングされていると作業効率が一段とアップします。
例: 多摩ソフトウェアのLight Internet Proxy

2.CD-ROMサーバ
ハードウェアキャッシュ機能のない6連装CD-ROMが低価格で販売されているようです。
使用するごとに電源を入れるパソコンでは立ち上げ毎にガチャガチャとディスクアクセスしてちょっと使い物にならない感じがありますが(このため安くなっているのでしょう)、24時間つけっぱなしの連装CD-ROM搭載サーバパソコンへのリモートからアクセスの場合、かなり使い勝手がよくなります。地図、辞書、画像といったよく使うCD-ROMをいつでも参照できるのは便利です。

3.放送系データ受信サーバ
サーバで文字放送やデータ放送を常に受信し、リモートのパソコンで最新の情報をいつでも見ることができます。TV映像そのもののサーバ受信もできますが、リモートでの表示は現状ではちょっと品質に不満があるようです。
文字放送電子新聞 のサーババージョン


4.放送系データ蓄積サーバ
サーバで文字放送やデータ放送を常に受信し、蓄積していくパーソナルなデータベースを構築できます。特に文字放送の株価データは蓄積すると価値あるものになります。
例: 記事データベース

5.タイムサーバ
パソコンは内臓時計がよく狂います。知らぬ間に数時間違っていたということもざらにあります。作成したファイルのタイムスタンプがおかしいと編集したファイルの更新ができなかったりスケジュールソフトが無意味なものになるなどのいろいろ不具合が発生します。サーバパソコンが常に正確な時を刻んでいれば、そこにつながっているパソコンも正確な時刻合わせが簡単にできます(例えばDOSコマンドでは「NET TIME (マシン名)」)。インターネットのタイムサーバやGPS、文字放送(ただし関東のみ)などを使って適宜自動的にサーバパソコンの時計合わせをおこないましょう。特に文字放送ではかなり精確な上に手軽です。
例: TTTime

6.リモートコントロールサーバ
クライアントからサーバ全体やプログラムを画面イメージそのままに操作するためのソフトウェア。サーバ管理や処理の重いソフトのバックグランド実行、ネットワーク共有されない周辺機器の制御などができます。
例:VNC サーバの画面イメージそのままで操作できます。
    Savarin 指定したサーバのプログラムのみを操作できます。
    その他 リモコン倶楽部、Desktop On Call、pcAnywhere

7.テレビ電話
ISDN、アナログ電話回線直結のパソコン用テレビ電話システムがありますが、これがいまいち一般に普及しないのは、パソコンが常に立ち上がっているわけではないのも大きな理由の一つだと思われます。どうせならサーバパソコンにテレビ電話を搭載してみましょう。ISDNやISDN経由のアナログ回線ならサブアドレスが使えます。

8.監視システム・防犯システム
PCに接続したビデオカメラで、侵入者を感知し、電子メールやFAX、アラームなどで知らせてくれるホームセキュリティ。一般のビデオ監視システムのように、映像をそのままクライアントに送信するシステム。家の中のペットが気になる場合でも大丈夫。
例: Syncronys Softcorp社のEyecatcher
        Savarin サーバでキャプチャーした映像をリアルタイムにクライアントで表示します。

*Windows98ではテレビ機能が標準的にサポートされるのでTVチューナーつきビデオキャプチャーカードはぜひ入手したいアイテムです。
Bt848系のTVビデオカードではTV受信、ビデオキャプチャー、VBI受信(データ放送、文字放送)の機能をハード的にもっているのであとはソフトウェア次第です。

9. 電話からのアクセス
なんと電話音声でサーバを制御するソフトが現れました。
電話ナビ

10. 赤外線リモコンによる家電の制御
パソコンを使って家電を制御するプログラム。ビデオ予約などの高度な制御が可能です。
AVマネージャー
家電制御研究処
Softwares for IrDA Devices

11.その他
スキャナーを接続すると、24時間稼動しているわけですからいつでも思い立ったとき画像スキャンができます。
赤外線:蓄積データのPDAへの自動ダウンロードはこれです。
USBポート:いろいろおもしろい周辺機器がでてきそうです。

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